世界の駐在員が選ぶ「駐在するなら、この国！」―経済的にリッチになる国1位「スイス」2位「中国」
海外駐在、憧れますか？ お給料もアップ、バイリンガル教育、おいしい現地の食事、近隣諸国に旅行するチャンスと、非常に魅力的。世界の7000人以上の駐在員を対象に、HSBC金融グループが調査を行った「駐在するなら、この国！」ランキングはコチラ！
■子供を育てるのに適した国 / Rasing Children
チャイルドケア、教育の質やコスト、友達、医療などを査定。 2位のシンガポールは、コストの面では劣るものの、チャイルドケアと教育の質はトップ。
米国12位、中国16位、イタリア17位。日本は調査対象外。
■経済的にリッチになる国 / Economic
収入と現地の物価を考慮。スイスでは現地人のお給料も高いので自然に収入もアップ。住居代を会社が出してくれれば、物価もそんなには高くない。中国とカタールは現地の物価が安いので、リッチ感を満喫できる。
米国23位、日本24位。イタリアはお給料もアップされず、現地の物価も高いから最下位。
■ローカル事情 / Experience
1位 タイ
2位 バーレーン
3位 中国
現地駐在員の苦労が見える、最も興味深いカテゴリー。
現地の食物、医療機関、住居、ワークライフ・バランス、スポーツ、職場の環境と歓迎度、お買い物事情等を査定。
タイは、ヘルシーな食事、職場環境、ソーシャルライフ、現地のお買い物、ワークライフ・バランス、友達のできやすさ、住居の見つかりやすさは1位か2位。唯一のネックはタイ語。バーレーンは、住居の質とワークライフ・バランスで1位。
中国はスポーツの項目で1位。
米国23位。日本24位、イタリア28位。
日本は24位でも、ワークライフ・バランス、ソーシャルライフ、友達の作りやすさ、現地への溶けこみやすさを見ると、最下位かブービー賞というお恥ずかしい数値。世界を代表する日本食は上位に入り、日本文化も評価されて2位。
つまり在日外国人は、日本食と日本文化を楽しむことはできても、孤独？
「職場の歓迎度」の最下位はフランス（笑）。フランス語を話さないよそ者には冷たい？
イタリアは「職場の環境」が36位、「職場の歓迎度」が35位だったが、「現地の言語の使用度」のポイントは高い。言葉ができても、仲間にいれてもらえなそうだ。
駐在予定のある人、ない人でも、一度参考リンクのページを見るといい。駐在員の生の声やアドバイスを読めて、異文化も学べる。非常に興味深い。
参考:HSBC Expat Explorer
http://www.expatexplorer.hsbc.com/country/select/criteria:00000000000000#/countries
