FIFAがドーハの悲劇を紹介…各国の明暗を「熱狂と荒廃」と表現

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 FIFA(国際サッカー連盟)の公式HPが28日、日本では“ドーハの悲劇”と知られるアメリカ・ワールドカップのアジア地区最終予選を振り返った。

 20年前の同日に行われた最終戦では、日本代表はイラク代表と対戦。日本は試合終了間際の後半ロスタイムに失点し、2−2の引き分けに終わったことで、初のワールドカップ出場権を逃した。一方、日本が引き分けに終わったことで、同時刻に試合を行い勝利していたサウジアラビアと韓国が日本を勝ち点で上回り、ワールドカップの出場権を手にした。

 FIFAは各国の明暗を“ドーハでの熱狂と荒廃”と表現。当時の代表選手だった森保一の「試合後の更衣室のことやメディアに話したこと、バスに乗ってホテルに戻ったことを思い出せない」というコメントや、イラク戦で日本の2点目を決めた中山雅史の「ワールドカップ出場へのカウントダウンをしていた」といった談話を紹介しながら、20年前の出来事を伝えた。