サッカー日本代表は4日に行われたオーストラリア戦に1−1で引き分け、5大会連続5度目の本大会進出を決めた。
試合後にピッチサイドでインタビューに応えた監督、選手たちのコメントは以下のとおり。


■ザッケローニ監督のコメント

まずは選手たちによくやってくれたと伝えたい。たくさんのサポーターの皆さんの応援も支えになった。

試合の内容的には主導権を握っていたし、勝利に値する試合運びだったが、不測の事態から失点してしまったが、何とかしようという気持ちが前に出た試合だった。

私が日本に来た使命というのが、W杯に出場をきめるというのが最低限の仕事。宿願を果たせてホッとしているが、これから世界を驚かせるための仕事をしていきたい。

――先制されてロスタイムに追いつく、劇的な展開だった。
日本とオーストラリアはこのグループの主役となる2チーム。見事な試合を演出したが、本物の主人公はわれわれだった。

――ありがとうございました。
(日本語で)よろしくお願いします。


■本田のコメント

ありがとうございます。

――ゴールの時はどんな気持ち
みなさんがかなりプレッシャーをかけてくれたので、勝利できなかったことは残念だが、W杯出場が決まってよかった。

――先制されてロスタイムに。苦しい戦いだったが

アンラッキーな形で失点してしまった。残り(時間)は短かったが、(香川)真司と話しながら強引にスペースを作って相手のほうに迫っていこうと話していたので。
結果的にラッキーなPKだったんですけど、しっかり勝ち点1をとれたのでよかった。

――どまんなかのPKでしたが
結構緊張してたんでね。真ん中蹴って止められたらしゃあないなという気持ちで蹴りました。

――W杯が決まりました。ファンへメッセージを
応援いつもありがとうございます。6月はコンフェデレーションがあるので、みなさんは期待してないかもしれないですが、僕は優勝するつもりでいくんで。また応援してもらえるよう頑張ります。


■キャプテン長谷部のコメント

――ホームの大観衆の中で決められたいまの気持ち
本当にスタジアムの素晴らしい雰囲気を作ってくださって、今日だけでなくずっと素晴らしい雰囲気のなかでプレーできたので、本当に勝ち抜けたのはみなさんのお陰だと思ってます。

――最後のニッポンコールすごかったですね
そうですね。もうあの、最高でした

――キャプテンとしてどんな声をかけて試合に入ったんでしょうか
ここ2試合勝ってなくて、ムードも上がってなかったんですが、勝つことができたのは本当にみなさんのお陰だと思ってます。

――本当におめでとうございました。
ありがとうございました!


■香川のコメント

ありがとうございます。

――W杯出場が決まった瞬間、どんな気持ちでした?
最後ほんとハラハラさせてしまったんですが、(本田)圭佑が決めてくれてホッとしています。

――今日の攻撃はどうでした
決めなければいけないところで決めないと。もっとレベルアップしないとイケないと思います

――これでW杯の舞台に立てます
南アフリカでは立てなかったですから、あと1年ありますしもっとレベルアップしてW杯のピッチに立てるように頑張りたいと思います。

――最後に大観衆にひとこと
みなさんの素晴らしい雰囲気のおかげでW杯決めることができたので、あと1年レベルアップできるように頑張りたいと思いますので、これからも応援お願いします。


■長友のコメント
――どんなお気持ちですか?
嬉しいですけど、僕ら本気でW杯優勝を狙ってるんで。これは本当に通過点だと思ってるんで、まだまだ個人としても成長しなければいけないので、努力して行きたいと思います。