決勝弾のチェルシーDFイヴァノヴィッチ「喜びに浸りたい」

写真拡大

 ヨーロッパリーグ決勝が15日に行われ、ベンフィカとチェルシーがオランダのアムステルダムで対戦。1−1で迎えた後半ロスタイムに、チェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イヴァノヴィッチがスペイン代表MFフアン・マタの右CKからヘディングで勝ち越し点を挙げ、チェルシーが2−1で勝利を収めた。チェルシーはヨーロッパリーグ初優勝で、昨シーズンのチャンピオンズリーグに続き、2シーズン連続でのヨーロッパのカップ戦制覇を果たした。

 劇的な決勝ゴールを決めたチェルシーのイヴァノヴィッチが、優勝を振り返ってコメントした。『UEFA.com』が伝えている。

「最高の気分だし、自分のキャリアにとって非常に大きなゴールだった。チーム全体がこの結果にふさわしい。僕たちはシーズンを通して、とてもハードにプレーしてきた。トロフィーを手にシーズンを終えるにふさわしいチームだ。とても大変だったけど、パワーと気骨を示した。チームとクラブ、そしてサポーターにとっても最高の気分だ。今は喜びに浸りたい」

「(今シーズンは)数多くの試合を消化し、リーグでは勝ち点を1つでも多く積み上げようと戦った。ヨーロッパリーグでは、トロフィーを手にするチャンスを得た。僕たちにとっても、ファンにとっても非常に重要なトロフィーだ。目の前の試合に備えてきて、最終的に喜びを味わうことができたね」

「決勝はとても難しい試合だった。前半、ベンフィカはとても良いサッカーをしていた。僕たちには激しさが足りなかった。でも、後半にゴールを決めた。最終的には、僕たちは勝利にふさわしかったと思う。今は『どのようにして勝ったか』を考える時ではなく、『どのようにして勝利を祝うか』を考えるべきだ。最高のフィナーレになるよ。僕たちはホームで、サポーターの前で今シーズンの最終戦(19日のプレミアリーグ第38節エヴァートン戦)を戦う。チームにとって、このトロフィーの獲得を喜び合う最高の機会になるよ」