マネージメントもコントロールも管理と訳されていますが、その内容には大きな違いがあります。
さて、どのような大きな違いがあるのか見てみます。

“マネージメント”は「管理」と翻訳されています。 一方、“コントロール”も「管理」と翻訳されています。 そのためか、マネージメントもコントロールも同じ「管理」と誤解をしている人が意外にも多いのではないでしょうか。

広辞苑にはどのように記載されているかそれぞれ見てみます。
管理とは「管轄し処理すること。良い状態を保つように処置すること。とりしきること。」
マネージメントとは「管理。処理。経営。経営者。」
コントロールとは「制御すること。統制。管理。調整。」

広辞苑からは、マネージメントもコントロールも確かに、「管理」の言葉が含まれています。でも、全体を見てみると、どうも立ち位置が違っているように思えませんか。 
広義では、確かに両方とも「管理」ですが、狭義では、マネージメントは「経営」、そして、コントロールは「調整」と理解することができます。

これらのことから、マネージメントは、経営的な立ち位置で企業や組織における活動や仕事を体系化することを言い、コントロールは、より現場的な立ち位置で、目標や基準とのズレの調整を意味することがわかます。 


組織における活動とは、方針や目標を定め、計画を立案し、実施し、評価し、改善するPDCAを適切に循環させていくことを意味しているのです。

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■計画

経営にしても、各組織やチームにしても、それぞれのレベルで計画が必要となる。
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