東大の後期日程で推薦入試が導入されるとのニュースリリース!記事から読み取れることを少し考えてみます。

※本記事は、(株)Z会
http://www.zkai.co.jp/
勤務の筆者の個人的見解です。


本日(3月13日)、東大の後期試験日です。

そんな中、昨日夜のニュースで、東大後期試験についてのリリースが出ました。

東大、推薦入試導入へ=創立以来初、筆記なし−後期日程2次、5年後めど試行
(時事ドットコムへリンクします)

東大の秋入学検討は本気だぞ!でも言及しましたが、このニュースリリースのタイミングは意図的だと感じます。
本日が東大後期試験の日で、世間が「東大後期」に注目し、記事が眼に入りやすい日ですから…


リリースの要点は下記の通りです。

・後期日程で筆記試験の代わりに、推薦形式(調査書や面接など)を導入する。
・実施時期は5年後(2018年!?)が目処。
・「点数至上主義を廃したい」という学長のメッセージ
注)実施予定を「2016年度」としているニュースもあります。
東京大、推薦入試導入へ 2016年度から、2次後期で
(朝日新聞デジタルへリンクします)


早速、Z会のスタッフ、高畠尚弘が、ブログで本記事を読み解きました。

「東大推薦入試」を予想する。
http://www.zkaiblog.com/jr07/47676

本ブログから引用します。


==(以下、引用)==
(記事中の)「学科試験なしの推薦入試」という言葉がひとり歩きしそうなきがしますので、ちょっと冷静に分析してみます。

まず、学科試験なし、ではありません。センター試験の受験が必要になります。
後期試験日程に実施されるということは、定員が変わらなければセンター9割の得点が必要ですから、「学科試験が苦手でも東大に行けるんるん」といった性質のものではないかと。

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