三上博史、食品偽装問題に挑む!

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 三上博史主演で、食品偽装問題に切り込んだ相場英雄の小説「震える牛」がドラマ化されることが発表された。WOWOWにて6月より放送される予定。

 「震える牛」は、三上演じる警視庁捜査一課・継続捜査班の田川信一が、居酒屋で起こった未解決の強盗殺人事件を捜査するうちに、事件の手がかりとなる食肉加工会社で、食品偽装の問題が浮き彫りになっていくというストーリー。

 本作でメガホンを取るのは、三上が主演したドラマ「下町ロケット」でタッグを組んだ鈴木浩介監督。プロデュースの青木泰憲、音楽の羽岡佳と「下町ロケット」のスタッフが再集結。三上のほか、吹石一恵、平山浩行、木村文乃、温水洋一、白石美帆、竜雷太、小野寺昭、佐野史郎、古田新太、小林薫が出演し、社会派サスペンスに挑んでいく。

 「とても制約の多いドラマ制作の中で、WOWOWはいつも思い切った挑戦をしてくれています。そんな現場で演じさせてもらえることは、とても幸せです」と出演決定の喜びを語る三上。「食品偽装が食の問題、ひいては、社会の構造、人々の価値観、日常の生活への疑問を問いかけるきっかけになればと思います」と本作への意気込みを語っている。

 「下町ロケット」のほか、湊かなえ原作の「贖罪」、東野圭吾原作の「分身」と数々の話題作をドラマ化してきた「連続ドラマW」として放送される「震える牛」。三上の再登板に期待したいところだ。(編集部・島村幸恵)

連続ドラマW「震える牛」はWOWOWにて6月より放送予定