勝手告知に金本怒る「酷い話」、阪神も不審な偽イベントに注意喚起。

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阪神タイガースは12月12日、所属選手が出演すると謳った不審な有料パーティーについて、球団公式サイトで注意喚起している。

このパーティーは“公認応援団 関西勝虎会”を名乗る団体が、2013年1月6日に、兵庫県 姫路市で阪神の選手を招いた“新春大パーティー”を開催すると告知していたもの。参加選手として金本知憲氏(44歳)、新井貴浩内野手(35歳)、新井良太内野手(29歳)、福原忍投手(35歳)、俊介外野手(25歳)、上本博紀内野手(26歳)、計6人の名前と顔写真が掲示され、選手の私物が当たる抽選会やサイン会、写真撮影会などを行い、入場料の一部は「東北震災募金に寄付させていただきます」としていた。パーティーの入場料大人1万5,000円、子ども7,000円で食事付き。先着100人の募集だったが、団体のホームページのよると、すでに完売していたという。

これに対し球団は「不審な有料パーティーにご注意」との注意を促す文章を公式サイトに掲載。「当球団とは何ら関係はございません。参加予定として告知されている選手・OBも当該パーティーに参加する予定はありませんので、ご注意ください」としている。

また、金本氏も12日付けでブログにエントリー「嘘のトークショーに注意ください」を更新。「1月6日に勝虎会という会の姫路市内で行われるトークショーには僕は行きません。球団に確認したところ他の参加予定選手も何も知らないし行く予定も全くないみたいです」と状況を説明。そして「ひどい話ですね!僕のブログのファンの書き込みを読んでておかしいな!と思い球団に報告しました。これから球団が勝虎会に強い姿勢で抗議をしてくれるみたいです」と怒りを露わにしている。