ロンドン五輪では、レスリング女子55キロ級を圧倒的な強さで制し、見事五輪3連覇を果たした“レスリング界の女王”吉田沙保里だが、恋愛面では乙女のような心を持つことでも、すっかりお馴染みとなった。

そんな吉田が、フジテレビ「NEWジャンクスポーツ!浜田×五輪アスリート=ロンドン(秘)裏話大収穫祭SP」(17日放送)に出演、ロンドン五輪で活躍したアスリートの面々とともに、司会の浜田雅功らとトークを繰り広げた。

入場式で旗手をした選手が金メダルを獲れないというジンクスに触れた吉田は、「今回、本当に調子悪かった。今までにないくらいの緊張で眠れなかったんです」と切り出すや、これこそが女王たる所以か、「このロンドンでやっと人の気持ちがわかった」と話し、周囲を笑わせた。

また、五輪期間中、吉田と同部屋だったという浜口京子は、「グレコローマンで銅メダルを獲得した松本隆太郎さんがいるんですけど、“沙保里ちゃん、おめでとうって言いにいこうか”って。沙保里ちゃんが隆太郎くーんって言ったら、走り去っていっちゃった。心が乙女の感じでモジモジしてた」、さらには、「隆太郎さんが(8月21日に)始球式をされたので、行かせて貰って、サオちゃんが隣に座って“あー身体が熱くなっちゃった”って」など、吉田の純粋な一面を紹介する。

すると、「ロンドンロマンス2回ありましたね」と明かした吉田。「閉会式でも旗手したんですよ。旗手終わって、みんなのところに戻るんですけど、日本選手どこにいるのかなって探しながら歩いてたら、隆太郎くんが“サオリさーん”って声かけてくれて、胸キュンですよね。2回目は、帰るとき、金メダル獲った人はファーストクラスだったんですよ。で、ラウンジがわからなくて、空港をさまよってたら、また隆太郎くんが。そのときも胸キュン」と話した。

これには、司会の浜田も「また隆太郎くんか!」とツッコミを入れつつ、その後、VTRで当の松本隆太郎が登場し、吉田のことを訊かれると、「(周りからも)すごい言われるんですよ。(吉田と仲がよいボクシング銅メダル)清水(聡)選手とかどうですかね?あまり、隆太郎くん、隆太郎くん言われると恥ずかしいです」と、苦笑いを浮かべるしかなかった。