21日、リヨンを退団したブラジル人MFエデルソンがローマへ到着し、ラツィオへの移籍が決定的となった。フランス紙『レキップ』が報じている。

 ラツィオがエデルソンに関心を寄せていたことは数年前から報じられていたが、ようやく合意に達した模様で、同選手は22日にメディカルチェックを受ける予定だ。

 エデルソンはリヨンとの契約満了で退団するため、ラツィオはフリートランスファーで獲得でき、契約期間は5年と言われている。

 2003年のU-17世界選手権でブラジル代表の司令塔として注目を集めたエデルソン。2005年にニースへ移籍し、2年目から徐々に力を発揮してチームの中心選手へと成長した。2008年に1400万ユーロ(約14億円)という高額の移籍金でリヨンにステップアップしたが、近年はけがに悩まされたこともあり出場機会が減少していた。