本日のコラムは、「自分は何を売っているのか?顧客は何を買っているのか?」について、「タバコのポイ捨て」を例に考えてみたいと思います。このコラムにより、「ウチは商品やサービスを売っているのではないんだ!」と顧客の本質に気がついていただければ幸いです。

はじめに

こんにちは!石川県金沢市の株式会社ALUHAと申します。弊社は、売れる仕組みを考える仕組み「StrengthMap」を活用して、マーケティング戦略や営業戦略、WEB戦略のコンサルティングを行っている会社です。よろしくお願いいたします。

今年の2月ごろのお話しです

今年の2月ごろの話です。仕事からの帰宅途中、リフォーム工事をしている住宅の前を通りかかりました。具体的にどんな工事をしているのか、どこの会社なのかまではわかりませんが、歩きながら見ていると、リフォーム工事の作業員が一服のためか、たばこを吸っていました。そして、その後、そのたばこを雪の中に突き刺し、そのままポイ捨てしたのです。

ここで、問題視しているのは、たばこのポイ捨てという行為だけではありません。客先で、しかも客の敷地内に煙草を捨てるなど、言語道断だと思いますが、それ以上にこの「リフォーム会社」は、自分たちが何を売っているのか、顧客は何を買っているのかを理解していないと思います。

自分は何を売っているのか?顧客は何を買っているのか?

この煙草のポイ捨てから、「自分は何を売っているのか?顧客は何を買っているのか?」を学ぶことができます。

リフォーム会社の場合、顧客は、新しくてきれいになった住宅を手に入れたくてリフォームを依頼しています。つまり、「きれいで新しい住環境」がほしいわけです。当たり前のことです。その手段としてリフォームがあるのですが、この作業員、そんなこと全く考えていないようです。自分たちはリフォームを完了させるのが仕事であると考えているようです。


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