100人やって来ても99人が何も買わないコンビニってどうよ?/中村 修治
熱い恋なんて一生に100回もするもんじゃない。たった数回、巡ってくるチャンスをものにするかどうかにかかっているので、あまり確率論で、その行方を語れたりはしない。しかし、ネットの世界でちゃんと喰っている人達の理論は、最低でも数千人のアクセス解析や訪問者の分析から生まれてくる。
お友達であるウェブコンサルティング会社・ペンシルの覚田義明社長が、こんな例え話を切り出した『もしも、100人やって来ても99人が何も買わずに帰っていくコンビニってどんな所だと思う?』。
コンビニに行ったら、たいがい何か買う。何も買わずに出るのは、立ち読みとか、涼みに行くとか、トイレを借りるとか・・・100回に10回以下だろう。来店しても、たった1%のお客様しか買い物をして帰らないコンビニなんて最低である。もし、あるとしたら・・・きっとこんなコンビニであろう。
入ってみても何のお店かわからない。
やたらと汚い。
商品が本物じゃ無く写真で並んでいる。
お客様が来ている気配がない。
何故だか買い物かごが入れにくい。
買い物かごに商品を入れる度に何個か宣言しなくちゃいけない。
レジが込んでいる。
レジでいちいち名前を聞かれる。
その上、レジが遅くて、打ち込みに失敗ばかりをする。
買ったのに、店員が御礼も言わない。
訪問者が100人いても、結局購入まで結びつくのは、1人程度。これって要するに、ホームページ&ショッピングサイトの例え話なわけです。サイトの購入率の平均は1%。そして悪いホームページ&ショッピングサイトだと0.2%〜0.4%しかない。
売上げの欲しい広告代理店やホームページ制作会社は、アクセスを増やして訪問者を2倍の200人にして売上げを2倍にすることばかり提案するけど、即時的に効果が出る施策を考える上で重要なのは、離脱していく99人が、なぜ98人にならなかったのかに目を向けていくことなのである。
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お友達であるウェブコンサルティング会社・ペンシルの覚田義明社長が、こんな例え話を切り出した『もしも、100人やって来ても99人が何も買わずに帰っていくコンビニってどんな所だと思う?』。
入ってみても何のお店かわからない。
やたらと汚い。
商品が本物じゃ無く写真で並んでいる。
お客様が来ている気配がない。
何故だか買い物かごが入れにくい。
買い物かごに商品を入れる度に何個か宣言しなくちゃいけない。
レジが込んでいる。
レジでいちいち名前を聞かれる。
その上、レジが遅くて、打ち込みに失敗ばかりをする。
買ったのに、店員が御礼も言わない。
訪問者が100人いても、結局購入まで結びつくのは、1人程度。これって要するに、ホームページ&ショッピングサイトの例え話なわけです。サイトの購入率の平均は1%。そして悪いホームページ&ショッピングサイトだと0.2%〜0.4%しかない。
売上げの欲しい広告代理店やホームページ制作会社は、アクセスを増やして訪問者を2倍の200人にして売上げを2倍にすることばかり提案するけど、即時的に効果が出る施策を考える上で重要なのは、離脱していく99人が、なぜ98人にならなかったのかに目を向けていくことなのである。
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