ホワイトボードがノートになった!
仕事で会議室に集合。そこで活躍するのが、室内のど真ん前にあるホワイトボードである。その場でスタッフから出た意見を、すかさずマーカーで記録! 重宝してます、頼りにしてます。
実は、そんなホワイトボードをそのままノートにしてしまった逸品があるという。欧文印刷株式会社が昨年の11月1日より発売しているのは、その名も『NUboard(ヌーボード)』という新アイテムである。
詳細をご説明させていただきたい。同社は、2008年より“紙製のホワイトボード”なるキャッチフレーズで『消せる紙(けせるし)』という文具を発売しているという。マーカーで記入し、消したい時はティッシュやイレイザーでこすれば消えてなくなるという、ヒット商品であった。
「これをベースに、バッグに入れて持ち運びができるホワイトボードを作りたいと考えました。しかしこのままの状態では薄く、書きづらいという弊害があります。Nuboard では消せる紙を厚紙に貼ることにより、しっかりと書けるよう対応しました」(同社・担当者)
また、NUboard には特長がある。各ページに半透明シートを添付したのだが、これはボード面の保護シートの役割を果たす。他にも、ボード面に書いた内容にシートの上から上書きすれば、ボード自体に字が書き込まれない。これは、従来のホワイトボードにない機能。
「たまたまある方のブログで、『レイヤー(階層)構造を持ったホワイトボードがあったら便利』というアイデアを見つけたのが、半透明シートを添付したきっかけでした」(担当者)
使い方は、アイデア次第。シートと本体の間に資料を挟んで文字を書き加えれば、直接ペンを入れたくない書類の際に助かる。付箋を貼ったりするのも良いだろう。
これだけではない。このノートが持つメリットは、まだある。
「通常ホワイトボードは設置型であり、持ち運ぶという視点がありません。小型の物もありますが『かさばるのでバッグに入れずらい』、『筆記面が1ページだけ』というデメリットがありました。Nuboard はノート形式ですのでかさばらず、バッグに入れて持ち運ぶことが可能。しかも、筆記面は8ページです」(担当者)
そんな、斬新な“ノート式ホワイトボード”。購入した人たちからは、どのような反響が届いているのだろう?
「エンジニア、プログラマー、デザイナーなど、アイデアを常に考えている方々から『設計業務に便利』、『アイデア出しに使える』、『どこでもブレストができる』といった声をいただいております。また、保険や医療関係の営業マンの方からは『お客様に商品の説明をする際に使っています』などの声をいただきました」(担当者)
他にも、“サッカーのシミュレーション”や“音楽や数学の授業”、“入院している家族との筆談”といった用途で活躍しているようだ。
現在はアマゾンを中心にしてこのノートは販売されており、今までに約1500セットの販売数を記録しているという。価格は2,500円(税別)。
職業柄、私もこのノートは興味深い。頭の中でアイデアが更新され、その度に脳内上書き。正直、私の記憶力がアイデアに追いつかない事もある。
プラスアルファの要素を活かしつつ、このホワイトボードを持ち歩いてみようかな。
(寺西ジャジューカ)
実は、そんなホワイトボードをそのままノートにしてしまった逸品があるという。欧文印刷株式会社が昨年の11月1日より発売しているのは、その名も『NUboard(ヌーボード)』という新アイテムである。
「これをベースに、バッグに入れて持ち運びができるホワイトボードを作りたいと考えました。しかしこのままの状態では薄く、書きづらいという弊害があります。Nuboard では消せる紙を厚紙に貼ることにより、しっかりと書けるよう対応しました」(同社・担当者)
また、NUboard には特長がある。各ページに半透明シートを添付したのだが、これはボード面の保護シートの役割を果たす。他にも、ボード面に書いた内容にシートの上から上書きすれば、ボード自体に字が書き込まれない。これは、従来のホワイトボードにない機能。
「たまたまある方のブログで、『レイヤー(階層)構造を持ったホワイトボードがあったら便利』というアイデアを見つけたのが、半透明シートを添付したきっかけでした」(担当者)
使い方は、アイデア次第。シートと本体の間に資料を挟んで文字を書き加えれば、直接ペンを入れたくない書類の際に助かる。付箋を貼ったりするのも良いだろう。
これだけではない。このノートが持つメリットは、まだある。
「通常ホワイトボードは設置型であり、持ち運ぶという視点がありません。小型の物もありますが『かさばるのでバッグに入れずらい』、『筆記面が1ページだけ』というデメリットがありました。Nuboard はノート形式ですのでかさばらず、バッグに入れて持ち運ぶことが可能。しかも、筆記面は8ページです」(担当者)
そんな、斬新な“ノート式ホワイトボード”。購入した人たちからは、どのような反響が届いているのだろう?
「エンジニア、プログラマー、デザイナーなど、アイデアを常に考えている方々から『設計業務に便利』、『アイデア出しに使える』、『どこでもブレストができる』といった声をいただいております。また、保険や医療関係の営業マンの方からは『お客様に商品の説明をする際に使っています』などの声をいただきました」(担当者)
他にも、“サッカーのシミュレーション”や“音楽や数学の授業”、“入院している家族との筆談”といった用途で活躍しているようだ。
現在はアマゾンを中心にしてこのノートは販売されており、今までに約1500セットの販売数を記録しているという。価格は2,500円(税別)。
職業柄、私もこのノートは興味深い。頭の中でアイデアが更新され、その度に脳内上書き。正直、私の記憶力がアイデアに追いつかない事もある。
プラスアルファの要素を活かしつつ、このホワイトボードを持ち歩いてみようかな。
(寺西ジャジューカ)