カラフルでサラサラした手触りのイヌ用お昼寝ベッド『エコナップ』(米国製、sumainu販売)。カラーはブルー、イエロー、グリーン、レッド、ベージュ、ローガンベリーの6種類。サイズはS、M、Lの3種類。

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昨夏はキリンレモンをよく飲んだ。おかげで1.5リットルのペットボトルが山のようになり、「これ、捨てたらどうなるのかなぁ。もったいないな」と思ってしまったものだ。そういえば、ペットボトルってリサイクルされるとしばしば聞く。だが実際どんなものができるのか。私の飲んだキリンレモンが使われたかどうかは分からないが、そうしたペットボトルをリサイクルしてできたイヌ用ベッドがあるのをたまたま知り、ちょっと興味が湧いた次第。

筆者が見つけたカラフルで柔らかそうなイヌ用お昼寝ベッド『エコナップ』(米国製、sumainu販売)は、なんと85%ペットボトルを再利用した「IntelliLoft」という独自の素材を使ってできている。Mサイズで21本、XLサイズでは40本以上ものペットボトルが使用されているというから凄い。ペットボトル由来の素材でいて、サラサラと肌触りが良く、耐久性に優れているのだそうだ。

さらにさらに、第三者機関Oeko-Tex(有害物質検査機関)の検査により、100種類以上もの有害物質が一切含まれていないことが立証された。つまり、とてもエコで安全なベットになっているわけだ。ちなみに、この「IntelliLoft」はペット用品メーカーである米WEST PAW DESIGN社が独自開発した素材。他のメーカーへの供給はせず、自社のイヌ・ネコ用ベッド類、おもちゃ各種に使用されている。

ところで、「肌触りが良く、耐久性にも優れている」というが、具体的にどんな素材に近い手触りか。また、イヌが噛み付いても破れないか。
「カシミヤのような手触りで見た目より丈夫です。通常の使用方法で多少噛んだくらいでは破れることはありませんが、噛む力が強いイヌが全力で噛んだ場合はやはり破壊されることも考えられます」(sumainu)

では、実際使用したユーザーの評判は。
「ベッドよりもコンパクトで使い勝手が良いということで好評です。鮮やかなカラーも魅力になっています」
さらに、お勧めの使い方としては、
「クレートの床に敷いたり、ペットホテルなどに外泊の際、気軽に持参したり、車に敷いたり……」
軽くて折り畳んでコンパクトに持ち運び可能なので、さまざまなシーンで手軽に使えるベッドなのだ。なお、汚れたら洗濯機で簡単に洗えるので、アウトドアで遠慮なくガンガン使い倒していい!

ペットボトル素材の寝心地ってどんなだろう。人間だが、試してみたい。
(羽石竜示)