ドライバーの眠気を覚ます座席シート
本当に良くない事なのだが、車を運転していると危ない瞬間がたまに訪れる。特に、直線を走るだけの道の場合。コクリ、コクリ……。もう、怖すぎる。睡魔だ。
そんな時は、良き場所に車を停めて仮眠をとるのが常だったが、ちょっと素晴らしいアイテムが開発中の模様。これは、本当に画期的! 株式会社デルタツーリングが開発し、JUKI株式会社が販売を手がけるのは、自動車用の特殊な座席のシートカバー。
何が特殊なのか? このシートカバーは内蔵されたセンサーでドライバーの体調を感知し、居眠り運転を警告してくれるそうなのだ。商品名は『スリープバスター』。力強いネーミングではないか。
「元々は“疲れず快適な自動車用シート”を開発する為、『座り心地』をどのように科学的に評価するか研究しておりました。それをきっかけに、座っている人の身体の状態のデータをリアルタイムに捉え、解析することによって『座り心地』だけでなく『入眠予兆』の状態が捉えられることがわかり、『居眠り運転を警告する研究』に発展いたしました」(株式会社デルタツーリング・担当者)
そうして完成した『スリープバスター』は、トラック・バス・タクシーなどの自動車運送事業者をメインターゲットに、今年の2月2日からの発売を予定している。
それにしても、不思議だ。服を脱ぐわけじゃなし、体に管を通すわけじゃなし。何を頼りに、人間の眠気を感知しているのだろう?
「運転席に取り付けるマットの背もたれ部に圧力センサーを内蔵しており、運転者の筋肉や背骨などを伝播して体表面に現れる心臓や大動脈の動きを捉えます(体表脈波と言う)。体表脈波データを解析することで、眠気の予兆や体調の変化を捉えています」(担当者)
いやはや、凄い技術だな……。
では、利用する場合について。結構、大掛かりな工事なんかが必要な気もするのだが。
「カーナビのように、車両のACC電源入力に電源ケーブルを接続します。次にセンサーマットを運転席に設置し、センサーケーブルと電源ケーブルをコントローラーに繋ぎます。コントローラーを運転者の近くに置くだけで、運転者は何かを身に着けたり身体を拘束されたりせず、普段通りの運転姿勢でお使いいただけます」(担当者)
なるほど。そこまではわかった。では、眠気が来たら、どんな警告がドライバーに与えられるのか?
「コントローラーの画面表示が赤く点滅すると同時に、警告音や『喝ッ!』という音声によって運転者を起こします」(担当者)
お眠になった途端、「喝ッ!」である。思わず、キリッとなってしまいそうではないか……。
そんな『スリープバスター』を購入したい場合は、販売を手がけるJUKIの事業開発部・新規事業グループ(TEL:042‐357‐2284)にて問合せを受け付けている。
希望小売価格は、本体(センサーマット、コントローラー、電源ユニット)全て込みで157,500円(税込み)。
人間の三大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)、どれも人並み程度には持っているつもりだが、それも時と場合による。運転中の睡眠は、言うまでもなくご法度です!
(寺西ジャジューカ)
そんな時は、良き場所に車を停めて仮眠をとるのが常だったが、ちょっと素晴らしいアイテムが開発中の模様。これは、本当に画期的! 株式会社デルタツーリングが開発し、JUKI株式会社が販売を手がけるのは、自動車用の特殊な座席のシートカバー。
何が特殊なのか? このシートカバーは内蔵されたセンサーでドライバーの体調を感知し、居眠り運転を警告してくれるそうなのだ。商品名は『スリープバスター』。力強いネーミングではないか。
そうして完成した『スリープバスター』は、トラック・バス・タクシーなどの自動車運送事業者をメインターゲットに、今年の2月2日からの発売を予定している。
それにしても、不思議だ。服を脱ぐわけじゃなし、体に管を通すわけじゃなし。何を頼りに、人間の眠気を感知しているのだろう?
「運転席に取り付けるマットの背もたれ部に圧力センサーを内蔵しており、運転者の筋肉や背骨などを伝播して体表面に現れる心臓や大動脈の動きを捉えます(体表脈波と言う)。体表脈波データを解析することで、眠気の予兆や体調の変化を捉えています」(担当者)
いやはや、凄い技術だな……。
では、利用する場合について。結構、大掛かりな工事なんかが必要な気もするのだが。
「カーナビのように、車両のACC電源入力に電源ケーブルを接続します。次にセンサーマットを運転席に設置し、センサーケーブルと電源ケーブルをコントローラーに繋ぎます。コントローラーを運転者の近くに置くだけで、運転者は何かを身に着けたり身体を拘束されたりせず、普段通りの運転姿勢でお使いいただけます」(担当者)
なるほど。そこまではわかった。では、眠気が来たら、どんな警告がドライバーに与えられるのか?
「コントローラーの画面表示が赤く点滅すると同時に、警告音や『喝ッ!』という音声によって運転者を起こします」(担当者)
お眠になった途端、「喝ッ!」である。思わず、キリッとなってしまいそうではないか……。
そんな『スリープバスター』を購入したい場合は、販売を手がけるJUKIの事業開発部・新規事業グループ(TEL:042‐357‐2284)にて問合せを受け付けている。
希望小売価格は、本体(センサーマット、コントローラー、電源ユニット)全て込みで157,500円(税込み)。
人間の三大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)、どれも人並み程度には持っているつもりだが、それも時と場合による。運転中の睡眠は、言うまでもなくご法度です!
(寺西ジャジューカ)