ARイルミは観る位置に合わせて形が変わる

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 東京・原宿にあるニコニコ本社が、2011年12月10日からクリスマスイベントを開催している。イベントでは、専用アプリをインストールしたスマートフォンをニコニコ本社にかざすことでAR(拡張現実)のイルミネーションを見ることのできる「ニコニコARイルミネーション」などが実施されており、"隠れクリスマス仕様"とでもいうべき状態になっている。

 ニコニコ本社でのこのイベントは「一人でもクリスマスを楽しむ」がテーマ。App StoreやAndroid Marketからアプリ『ARAPPLI』(アラプリ)をダウンロードしたうえでニコニコ本社にかざすことで見られる「ニコニコARイルミネーション」に目を凝らすと、「Merry Chrusimimas(メリー苦しみます)」の文字が隠れている。また、2FのTEA ROOM 2525内のニコニコ生放送ブース「TEAスタ」では、3DCGムービー製作ツール「MMD」のモデルなど3Dキャラクターを画面上に出現させられる「一人でも寂しくない」配慮がなされていた。

 これに合わせ、3Fの「ニコニコショップ」に設置されたニコニコ動画公認プリントシール機「ニコプリ」では、オリジナルフレームを3種類追加。なかには新聞の号外をデザインした「クリスマス中止のお知らせ!」フレームが用意されており、どこまでも「誰かと一緒のクリスマス」に異を唱える内容となっている。

◇関連サイト
・ニコニコ本社 - 公式サイト
http://www.nicovideo.jp/honsha

(土井大輔)