軽自動車燃費戦争の仕掛人、ダイハツ社長には次の手がある!【東京モーターショー】
ミライースのCMでお馴染みのダイハツのお偉いさんが、ダイハツ伊奈社長とあまりにも似ているので、ご本人が登場していると勘違いしそうになりました。違うとわかっていても、頭の片隅であのCMをイメージしていたせいか、プレゼンでは地味で固〜い印象を受けました。CM、インパクトありすぎました〜。
さてプレゼンでは、新型ミライースの大ヒットと、イースのエンジンをムーブやタントに展開して燃費性能を向上させたことを説明、今後もイーステクノロジーを軸に商品力の強化をはかりたいとのことでした。
中でもショーの目玉は、やはりコペン後継と言われる「D−X(ディークロス)」でしょう。真っ赤な2シーターオープンボディにブラックのオーバーフェンダーの組合せは、とても新鮮でした。またスクリーンには、オフロードやワゴン、レーサーなど様々な仕様が写し出されていました。
エンジンは2気筒直噴ターボで、何ともチャレンジング〜!と思っていたら、なんとショー配布のパンフレットに目標燃費35km/Lと明記されているではありませんか!
2ndステージのイーステクノロジーそのものだったのです。これにはたまげました!是非とも最初にD−Xに搭載して、市販化して欲しいですね!
ミライースの登場で、軽自動車市場ではホンダもスズキも目の色を変えて対抗しようとしています。まさに燃費戦争が勃発!その一方ダイハツ社長は、すでに次の手を用意しているというのですから凄まじい!今後の展開から目が離せませんね!
(拓波幸としひろ)
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