ニコミュ第4弾『ココロ』開演 VOCALOIDの名曲が舞台に
4月29日、天気は快晴。北千住駅近くのTHEATER1010で公演が行われる『ニコニコミュージカル』(以降、ニコミュ)第4弾、舞台劇『ココロ』のゲネプロ(本公演直前に行われる通し稽古)に行ってきました。一足早く満喫した舞台劇『ココロ』の様子を写真と共に紹介したいと思います。
ニコミュ第4弾舞台劇『ココロ』は、『ニコニコ動画』に投稿された楽曲『ココロ』に着想を得、その世界観を元に作られた作品です。楽曲『ココロ』は、VOCALOIDソフト『鏡音リン』が心を得たロボットの感情を歌う切ない作品で、『ニコニコ動画』では130万回以上再生されている人気作品です。今回の舞台劇『ココロ』は、2009年に水戸市芸術祭、2010年には新宿シアターサンモールに次ぐ再々演となります。
劇場に入ってまず目に付くのは、その洗練された舞台。作中で重要な役割を担うロボット『二号機』が座しているコックピットは近未来を感じされるデザインとなっており、その他にも様々な部分のこだわりが感じられます。出演されているのは、秦みずほさん、小松美咲さん、仲村瑠璃亜さん、酒井治美さん、中川美樹さん、寺門文人さん、中島徹さん、大高邦広さん、鷲見亮さん、篠谷聖さん、池田純矢さん、米山雄太さん、高橋優太さん、百花繚乱さん、AD笠原さん、森戸宏明さん。役者の力で『ココロ』の楽しくも切ない、そんな物語を表現していました。脚本・演出は、ニコミュ第2弾『ニコニコ東方見聞録』を手がけた石沢克宜さん。『ニコニコ東方見聞録』とは一味違った作品を作られました。音楽は、楽曲『ココロ』を作ったトラボルタさん。舞台に合う切なくも美しい音楽に注目です。
ニコニコミュージカル第4弾舞台劇『ココロ』は、4月29日から5月8日まで全8ステージ、北千住のTHEATRE1010で行われます。今回の舞台は、第5弾『DEAR BOYS』との同時期公演。マチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)で舞台を入れ替え、同じ会場にて上演するという新しい形の公演となっています。料金は、リアルチケットが4500円(税込み)、『ニコニコ動画』で見られるネットチケットが1200ポイントとなっています。あなたにとって大切な人と一緒に見て頂きたい作品となっています。
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