内田「徹夜して見てくれた日本人に謝りたい。でもまだ90分ある」…インタビュー抱負編

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 26日に、チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでマンチェスター・Uと対戦したシャルケのDF内田篤人。0−2での敗戦により、夢の決勝進出は遠のいたが、内田はセカンドレグでもファイナルを目指して戦っていく姿勢を示した。

 試合後のインタビューで抱負を語っている。

−セカンドレグにむけて

3−0で勝てばいいんですか?(※3−1でもシャルケが勝ち抜け。)インテルの長友(佑都)さんは2−5でもあきらめてなかった。あきらめるわけにいかない。(思いを)託されてるし。

−今後に向けて

リーグ戦もあるし、ずるずる引きずっていると大変。次はアウェーでサッカーするっていうことも分かっているから。ベンチに返ったらみんなさっぱり。良いチームだったなって。日本人の文化と違うのかも分からないけど。

−多くの試合をやってきたけど、いつもと違った?

いつもと同じ。同じピッチ。ただ相手がすごかった。

−今日得たことをプラスに?

しなきゃダメでしょうね。日本人初とか言われて、負けました、終わりました、じゃ残念で仕方がない。試合に出て、ここまでたどり着いた経験は大きい。終わったような話をしているけど、まだまだ! あと90分ありますので。明日の練習が大事でしょ

−試合を楽しめた?

苦しかったと思う。やりながら良いチームだなって思ったし。しょうがない。周りが見て、シャルケとユナイテッドの差を考えれば当然かもしれないけれど、やってる本人は必死。

−さばさばしているが

僕はいつもさばさばしている。こっちの人ってさばさばしてる。僕はこっちのタイプかなって思う。

−疲労感は?

勝ったらゼロだけど、負けたら結構きますね。リーグ戦で出させてもらえることに幸せを感じる。一生懸命やりますよ!徹夜をしてみてくれた日本人に謝っておいて下さい。


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