欧州チャンピオンズリーグ初の日本人対決を制した、シャルケ・内田篤人。歴史的勝利から17時間後、TBS「S1」が単独インタビューを行い、16日深夜の番組内で放送した。

「多分、他の人がベスト4にいったら、すげえなって思いますし、あんまり自分のことになると、大したことないんだろうって思いますけど。他の人が評価するものだと思ってますから、あまり自分でどうっていうのはないですし、(日本人は)どんどん次から出てきますし」と素っ気無く答える内田。

その後も「あんまり喋るのが苦手というか、人前に出るのが嫌なので、別にどう思われようが気にしないですし、自分が納得できればいいかなっていうのはすごいあります」とマイペースを強調しつつ、地元のファンから(ドイツ語でウチダは発音し辛いため)“ウシダ”、“ウッシー”と呼ばれていることについては、「ウッシーは嫌いじゃないですよ。日本人に言われたらイラッとするけど。なんかドイツっぽくていいかなっていう気はします」と話した。

また、世界最高峰の舞台を経験しながらも、日本サッカーの現状には、「CL見ると、日本のレベルも捨てたもんじゃないって思うけど、世界のレベルもすげえなって思います。エトーさんみたいな日本人いないし、スナイデルみたいな日本人いないので、勘違いしちゃいけないのは、日本が全然トップまできたなんて思ってはいけないと思います。僕が言うのも変ですけど、それが正直に思ったこと」と語った。