ドイツ誌が内田を絶賛「“失敗の烙印”から“シャルケの将来”へ」

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 13日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝のインテル戦でフル出場し、シャルケの準決勝進出に大きく貢献したDF内田篤人を絶賛する声が止まらない。ドイツ誌『キッカー』は、シャルケを初のベスト4へと導き、日本人として初めてチャンピオンズリーグの準決勝でプレーすることになった内田を以下のように評価している。

「内田は絶好調だ。チャンピオンズリーグ準決勝に駒を進めた初の日本人として歴史的快挙を達成し、準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を4月26日に控えている。けが以外に今の内田を止めるものはない」

「フィリックス・マガト前監督により130万ユーロ(約1億4000万円)でシャルケに移籍した内田は、 移籍直後の数週間で失敗の烙印を押されていた。時にマガトしか内田を擁護する者はいなかった。だが、時が流れ、状況は一変したようだ。今や内田自身が『マガト時代は少し疲れていたんだ』と語っている」

「シャルケのラルフ・ラングニック監督からの信頼は絶大だ。『チームを預かって3週間ほど経つが、内田を見ているのが楽しいよ。彼の若さ、成長意欲を考えると、ここ数年以内にシャルケの将来を担うとても貴重な選手になるだろう』とコメントしている」

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