チェルノブイリに匹敵するレベル7との評価がされた福島原発。東電、政府、関係者への責任追及だけでなく、「原発いらない」運動も起きています。反原発を訴えるタレントブログにも讃賞コメントが殺到しているとのこと。難しい問題ですが、どうしたら反原発の主張は通るかコミュニケーションの視点から考えます。


真の原発反対

チェルノブイリに匹敵するレベル7との評価がされた福島原発。東電、政府、関係者への責任追及だけでなく、「原発いらない」運動も起きています。反原発を訴えるタレントブログにも讃賞コメントが殺到しているとのこと。難しい問題ですが、どうしたら反原発の主張は通るかコミュニケーションの視点から考えます。

私が子供の頃、スリーマイル島さらにチェルノブイリと、大事故が起きました。しかし当時は冷戦のさ中。結局「原発反対」は一定の政治メッセージとなってしまい、原子力発電そのものから離れて行きました。結果として原子力は日本の発電量の1/3とまで言われる規模に至っています。
同時に原子力発電の脆弱性やコスト性についても、今回の福島事故で初めて明らかになったような、リスクコストが計算されていなかったこと等、不明朗な部分は大きいことが見えてきました。

原子力発電が危険であることは間違いないと思います。ではタレントがブログで全否定したように、原発は廃止したとして、その後どうしましょう?もちろん原子力専門家や政治家の決断が無ければ進まないことではありますが、「反原発」メッセージに、私は何か不足感を覚えます。何だろうと思ったのですが、これはかつてのチャイナ・シンドローム時代の原発反対運動時に一番違和感を感じた、照明と音響ガンガンに響かせた反原発ロックコンサートでした。


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