3日、TBSのスポーツ番組「S1」では、昨シーズン、東北楽天ゴールデンイーグルスで監督を務めた野村克也氏が出演。「ノムさんのボヤキ部屋」というコーナーで代名詞となった“ボヤキ”を復活させた。

コーナーの冒頭、MCの魔裟斗から「監督復帰ってことはあるんですか?」と訊かれるや、「あるよ」と即答した野村監督は「どこだろうね。リトルリーグじゃない」とおどけてみせる。

だが、「楽天というお話は?」との質問が飛ぶと「まずないですな」と答え、楽天の監督に桑田氏の名前が挙がったことについては、「ないことはないでしょう。彼にとっては100%即答でOK出します」と言い切った。

また、現時点でのオファーには「全然(ない)。(オファーの電話は)それくらいの度胸があるならきてみろ」と語りつつ、監督の資質を訊かれれば、「まあ、それは一言では難しいけど、『信は万物の基を成す』というくらいだから、信頼・信用っていうのが一番になる。一言でいえば、そうなるでしょうね。選手と監督の信頼関係。それがなけりゃ何をやっても」と語った。

そして、コーナーの最後、武田修宏から「今、現時点のオファーは?」と改めて尋ねられると、「ない」とキッパリ否定する野村監督であった。