ティーンズノベル作家の登竜門「コバルト文庫2010年度ロマン大賞」決定

株式会社集英社は、同社が主催する文学賞「ロマン大賞」の本年度受賞者を発表した。
本文学賞は1992年にファンタジー・ロマン大賞の名称で設立され、1996年よりロマン大賞と改称。2010年度で通算19回を数える。19回目となる今回の「コバルト文庫2010年度ロマン大賞」では、はるおかりの作『三千寵愛在一身』と、湊ようこ作『春にとけゆくものの名は』 の2作品が同時受賞。
受賞作はコバルト文庫（集英社）より今秋刊行が予定されている。なお、入賞作品の一部はコバルト公式サイトで公開されている。

●『三千寵愛在一身』 はるおかりの
［著者プロフィール］
1986年生まれ。熊本県出身・東京都在住。蟹座。AB型。
［作品概要］
呪われた出自のため不遇な公子時代を送った理鷲。その後、冷酷な王になった理鷲が、政略結婚で花嫁を迎えることになった。相手は、遥国の美姫・桜霞。桜鷲の独特な性格に理鷲は次第に惹かれていくが…!?

●『春にとけゆくものの名は』 湊ようこ
［著者プロフィール］
1976年生まれ。東京都出身・在住。水瓶座。A型。
［作品概要］
シュタイン帝国の皇帝エドリックは、〈氷雪王〉とも渾名される、若く冷酷な王。その王に皇后にと望まれたのは、地方伯の娘にすぎないアイリスだった。アイリスには想い人もいたが、縁談を断れるはずもなく
嫁ぐことになり―!?　

●関連URL
▼コバルト文庫公式サイト
http://cobalt.shueisha.co.jp