ウイルスは空気清浄機で抑える? ナノイー vs プラズマクラスター【最新ハイテク講座】
世界中で猛威をふるった新型インフルエンザも夏を迎え一段落したようにみえているが、秋に再流行するのではとの懸念もされている。
・新型インフルエンザ対策関連情報 - 厚生労働省
インフルエンザを含め大気中には様々なウイルス感染の可能性があるわけだが、ウイルスの活動を抑えることができる最新の空気清浄機が大きな注目を集めている。
最新の空気清浄機の中には、ウイルスを攻撃するイオンを放出し、その活動を抑制することができるものがあるのだ。
今回は、ウイルスの活動を抑制する新世代の空気清浄機にフォーカスしてみた。
■ナノテクでウイルスを攻撃 - ナノイー
パナソニックの空気清浄機には、「ナノイー」と呼ばれる技術が搭載された製品がある。
・ナノイーワールド - パナソニック
ナノイー(nano-e)は、「ナノテクノロジー(nano-technology)」と「電気を帯びた(electric)」という言葉を合わせて作った造語だ。
ナノイーは、水に包まれた微細なイオン。大きさは約5〜20ナノメートル※。通常の水蒸気(スチーム粒子)に比べて約10億分の1で、長時間、空気中に存在することができる。
※1ナノメートルは、10億分の1メートル
空気中に浮遊するウイルスやアレル物質にナノイーが接触すると、それらを包み込んで化学反応により酸化させてその働きを抑制するわけだ。
さらにナノイーは、部屋にいる人の肌にうるおいを与えるほか、髪表面を弱酸性にしてキューティクルの引き締まった状態を維持する効果も期待されることからパナソニックのドライヤーにも搭載されているのだ。
■イオンの力でウイルスを無害化 - プラズマクラスター
シャープの空気清浄機には、「プラズマクラスター」と呼ばれる技術が搭載されている。
・空気の見えない汚れも分解する!現代の浄化魔法「プラズマクラスター」技術 - ITライフハック
プラズマクラスターは、自然界にあるのと同じプラス(+)とマイナス(-)のイオンをプラズマ放電により作り出して空気中に放出させる。
イオンが空気中に浮遊するカビ菌やウイルスの表面に付着すると、酸化力が非常に強い「OHラジカル」に変化する。
瞬時にカビ菌やウイルスのタンパク質から水素(H)を抜き取りタンパク質を分解するため、カビ菌やウイルスが人体に悪影響をおよぼさなくなるというわけだ。
以上のように、ナノイーとプラズマクラスターは、それぞれ発生させる方法に違いはあるものの、酸化力が非常に強いイオンを作り出し、カビ菌やウイルスを攻撃して無力化しているわけだ。
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最新の空気清浄機の中には、ウイルスを攻撃するイオンを放出し、その活動を抑制することができるものがあるのだ。
■ナノテクでウイルスを攻撃 - ナノイー
パナソニックの空気清浄機には、「ナノイー」と呼ばれる技術が搭載された製品がある。
・ナノイーワールド - パナソニック
ナノイー(nano-e)は、「ナノテクノロジー(nano-technology)」と「電気を帯びた(electric)」という言葉を合わせて作った造語だ。
ナノイーは、水に包まれた微細なイオン。大きさは約5〜20ナノメートル※。通常の水蒸気(スチーム粒子)に比べて約10億分の1で、長時間、空気中に存在することができる。
※1ナノメートルは、10億分の1メートル
空気中に浮遊するウイルスやアレル物質にナノイーが接触すると、それらを包み込んで化学反応により酸化させてその働きを抑制するわけだ。
さらにナノイーは、部屋にいる人の肌にうるおいを与えるほか、髪表面を弱酸性にしてキューティクルの引き締まった状態を維持する効果も期待されることからパナソニックのドライヤーにも搭載されているのだ。
■イオンの力でウイルスを無害化 - プラズマクラスター
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プラズマクラスターは、自然界にあるのと同じプラス(+)とマイナス(-)のイオンをプラズマ放電により作り出して空気中に放出させる。
イオンが空気中に浮遊するカビ菌やウイルスの表面に付着すると、酸化力が非常に強い「OHラジカル」に変化する。
瞬時にカビ菌やウイルスのタンパク質から水素(H)を抜き取りタンパク質を分解するため、カビ菌やウイルスが人体に悪影響をおよぼさなくなるというわけだ。
以上のように、ナノイーとプラズマクラスターは、それぞれ発生させる方法に違いはあるものの、酸化力が非常に強いイオンを作り出し、カビ菌やウイルスを攻撃して無力化しているわけだ。
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