フローレンティノ・ペレス氏(62歳)のレアル・マドリー会長復帰が決まった。会長選の立候補締め切りは5月31日午後12時だったが、他の候補者が現れなかったため。予想では他に3人が挑戦するはずだったが、いずれも立候補しなかった。6月1日午前にベルナベウで就任式が行われると、クラブは公式サイトで発表した。

ジダン、ベッカムらの獲得でレアル・マドリーをいわゆる銀河系軍団と呼ばれるものにしたペレス会長は、立候補に当たり、今回も派手なプロジェクトの実現を約束したが、補強選手や次期監督名はいまだ明らかにされていない。

スペインのメディアは、次期監督にはビジャレアルのマヌエル・ペジェグリーニ監督が最有力候補と報じ、ペレス氏はカカ、クリスティアーノ・ロナウド、フランク・リベリなどと接触したともいわれている。

ペレス新会長は31日付のエル・パイス紙で、「レアル・マドリーにはチームに興奮を呼び戻す真の革命が必要だ。スペイン、海外、そしてユースからの優れた選手を中心とした華々しいチームを作らなければならない」と語っていた。