【W杯】米国も決勝T進出決定 オーストラリアに2発快勝「最高の気分」第1回大会以来の開幕2連勝
◇W杯北中米大会1次リーグD組 米国 2―0 オーストラリア(2026年6月19日 シアトル)
共催国メキシコに続き、米国も決勝トーナメント進出を決定した。オーストラリアに2発快勝。第1回となった1930年ウルグアイ大会以来の開幕2連勝を手にした。
シアトルの大歓声に包まれた一戦。最大の懸念は初戦のパラグアイ戦で足を負傷したFWクリスチャン・プリシック(ACミラン)の不在だった。ポチェッティーノ監督が「出場に向けて懸命に取り組んでいる」と語っていたものの欠場。左サイドの攻撃停滞が危惧されたが、その穴を埋めて余りある輝きを放ったのがFWフォラリン・バグロン(モナコ)だった。
前半11分、ディフェンスラインからの縦パスを受けたバグロンが爆発的な加速で左サイドを切り裂くと、鋭いクロスを供給。オウンゴールを誘い、米国に貴重な先制点をもたらした。早い時間帯で試合の主導権を握る鍵となった。前半43分にはセットプレーのこぼれ球をDFアレックス・フリーマン(ビジャレアル)が頭で押し込んで突き放した。
W杯で直近5大会連続「1次リーグ2戦目=ドロー」だったが、完璧な内容。2試合連続複数得点で、1大会でのチーム最多得点記録である「7点(1930年大会)」まであと1点に迫った。
オーストラリアは後半はメンバーを入れ替えて攻勢。後半17分には初戦トルコ戦で1得点を挙げたオーストラリアが投入した20歳の“新星”FWネストリ・イランクンダがサイドを突破してチャンスメークしたが、得点を挙げることはできなかった。
▼米国ポチェッティーノ監督 最高の気分だよ。母国アルゼンチンのファンも素晴らしいが、今のアメリカのファンはアルゼンチンに匹敵する熱量を持っている。彼らのために心から嬉しく思う。(欠場したプリシックについて)きょう彼がプレーするのは不可能だった。次戦には復帰できることを願っている。ただ、この大会で勝ち進みたいのであれば、チーム全員の力が必要だ。もちろんクリスチャンは世界最高の選手の1人。1日も早く回復してピッチに戻り、チームを助けてくれることを願っている。
▼米国FWバグロン 立ち上がりからエンジン全開でいきたいと思っていた。今日もそれができた。(決勝トーナメント進出決定)まずはしっかり休んでリカバリーする。でも、次のトルコ戦ももちろん勝ちにいく。ただ最も重要なのは地に足を付けて謙虚さを保ち続けることだ。そうすれば、僕たちはもっと大きなことを成し遂げられると確信している。
▼オーストラリア・ポポヴィッチ監督 前半の我々のパフォーマンスが良くなかったのは事実だ。米国代表は非常に強かった。ただ後半の戦いぶりには満足している。見事な反応を見せてくれた。次のパラグアイ戦に向けて切り替えて、万全の準備ができるように取り組んでいく。
