6連覇を果たしたものの今シーズンは故障者の続出に苦しんだリヨン。先週末の第35節パリ・サンジェルマン(PSG)戦でもケガ人が相次ぎ、残り3試合は若手を試す機会となりそうだ。レキップ紙が伝えている。

 まずMFのシェルストレム(スウェーデン)がPSG戦の開始からわずか16分で左太腿の内転筋を痛めて交代。7日に受けた精密検査の結果、3〜4週間の安静が必要と診断され、残り試合には出られないことになった。

 FWのフレッジ(ブラジル)はPSG戦で左足首を捻ったが、7日のレントゲン検査で骨には異常のないことがわかった。治療に要する期間は11日の精密検査で明らかになる。

 そのほか7日の練習には、ゴブーとビルトールも欠席した。ゴブーはPSG戦で相手から踏まれた足甲の治療、ビルトールはウイルス性胃腸炎のため。

 リヨンは9日に2位ランスとの試合を控えるが、出場停止のバロシュも含め、攻撃陣4人を欠くおそれがある。ベン・アルファ(20)、ベティオル(21)ら出番の少ない若手にとっては、シーズン終盤に存在をアピールするチャンスだ。