今シーズン、カルチョスキャンダルによって大幅な勝点剥奪の憂き目にあい、セリエB降格も確実視されていたフィオレンティーナだが、蓋を開けてみれば予想外の進撃を見せ、現在ではUEFAカップ出場権獲得も夢ではない位置につけている。チームの危機を救い、見事に再生させたのがプランデッリ監督。クラブはその手腕を高く評価し、契約延長を申し出ている。すでにクラブとプランデッリ監督の間では、2011年まで延長することで合意に達しており、現在は細かい調整段階に入っているという。先のことは分からないが、このままプランデッリ監督の戦術がチームに浸透、成熟していけば、来シーズンはペナルティなしでリーグ戦を戦えるため、チャンピオンズリーグ出場権獲得も夢ではなさそうだ。