ヘタフェのベルント・シュスター監督が、自身の後任として噂が上がっているミカエル・ラウドルップについて「歓迎する」と語っている。レアル・マドリーの次期監督候補の本命と言われているシュスター監督の発言なだけに、またまた多くの憶測を呼びそうだ。

「選手としてファンタジーなフットボールを見せてきたラウドルップだし、今度は監督としてスペインで指揮を執る姿を見てみたいものだ。それがヘタフェだったら歓迎するよ。彼が行う練習を何度か見ているし、モダンなフットボールを見せている」。

 そう語ったシュスター監督。まるで来シーズンはヘタフェの監督を続けないかのような意味深発言である。

 さらに、リーガにやってくることについて「ここで行われているようなフットボールを実践する。チームがスピードを活かし、ボールをキープしてプレーするスタイルを好んでいる。来年にもスペインにやってくることは彼にとって重要なことだと思うね」。

 監督としてもリーガで成功する、とかつてのチームメイトにエールを送ったシュスター監督は、「ラウドルップが女性なら、私の彼女にするね」と冗談まで飛び出した。

 ラウドルップが後任になってくれれば、安心してヘタフェを離れることができるといったところか。レアル・マドリーの動きとともにヘタフェの人事にも注目が集まる。

(スペイン通信)