XFN-ASIAによると、ニューヨーク証券取引所を運営しているNYSEグループのジョン・セインCEO(最高経営責任者)は、中国企業の米市場での上場を促進するため、中国当局に対し、北京事務所の開設を申請したことを明らかにした。これは共産党機関紙の人民日報が同日付で報じたもの。海外市場での株式上場を計画している中国企業を訪問するため、現在、中国に滞在しているセインCEOは、人民日報に対し、「中国の多くの会社がグローバル化し、国境を越えて事業を行っており、多くの資本を必要としている」と述べた。現在、同取引所には中国企業18社と香港企業8社、台湾企業5社が上場している。【了】

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