掃除機のフィルター掃除はどれくらいの頻度ですれば良い? 怠ると何が起きる? 【家電のプロが解説】
部屋をきれいにしてくれる掃除機。ですが、当然その掃除機自体にもお手入れは必要です。
「All About」ガイドで、企業の製品開発のお手伝いやPR支援等も行うコヤマタカヒロが、掃除機のフィルター掃除の正しい頻度について解説します。
(今回の質問)
掃除機のフィルター掃除はどれくらいの頻度ですればよいですか? 怠ると何が起きるのでしょうか?
(回答)
定期的にメンテナンスをすることで長く使い続けることができます。1〜2カ月に一度は洗いましょう。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
【表】掃除機は何年?家電の「寿命」一覧
このとき、フィルターにゴミが詰まっていると空気が抜けなくなってしまい、吸引力が低下します。また、目詰まりしたままで掃除を続けると、モーターやバッテリーに負荷がかかってしまい、故障の原因にもなります。このため、定期的なフィルター掃除が欠かせません。
フィルター掃除の頻度に関しては、明言していないメーカーがほとんどですが、ダイソンは製品の性能を最大限に引き出すために1カ月に一度を目安に水洗いすることを推奨しています。1~2カ月に1度は洗うことを目安にするとよいのではないでしょうか。
また、サイクロン方式の掃除機でダストボックス内にフィルターがあるタイプの場合、ゴミを捨てる度に、軽くはたくなどして、表面についた微細な埃を落としてもよいでしょう。金属製フィルターなどを使っていて、専用ブラシなどが付属している場合は、ブラシを使って優しくこすり、ホコリを落としてください。
なお、フィルターの洗い方は、種類や形状、素材によって異なります。流水で洗う場合や貯めた水の中で漬け置き洗い、押し洗いするなど、洗い方が異なっているため、それぞれメーカーのサイトやマニュアルで確認しましょう。
この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
(文:コヤマ タカヒロ)
「All About」ガイドで、企業の製品開発のお手伝いやPR支援等も行うコヤマタカヒロが、掃除機のフィルター掃除の正しい頻度について解説します。
(今回の質問)
掃除機のフィルター掃除はどれくらいの頻度ですればよいですか? 怠ると何が起きるのでしょうか?
(回答)
定期的にメンテナンスをすることで長く使い続けることができます。1〜2カ月に一度は洗いましょう。
【表】掃除機は何年?家電の「寿命」一覧
1~2カ月に1度は洗うことを目安に
掃除機のフィルターは、吸引したゴミと空気を分けるために使われます。基本的には空気清浄機のようなメッシュ状のフィルターで微細なゴミをこし取り、空気だけを排出する仕組みです。このとき、フィルターにゴミが詰まっていると空気が抜けなくなってしまい、吸引力が低下します。また、目詰まりしたままで掃除を続けると、モーターやバッテリーに負荷がかかってしまい、故障の原因にもなります。このため、定期的なフィルター掃除が欠かせません。
フィルター掃除の頻度に関しては、明言していないメーカーがほとんどですが、ダイソンは製品の性能を最大限に引き出すために1カ月に一度を目安に水洗いすることを推奨しています。1~2カ月に1度は洗うことを目安にするとよいのではないでしょうか。
また、サイクロン方式の掃除機でダストボックス内にフィルターがあるタイプの場合、ゴミを捨てる度に、軽くはたくなどして、表面についた微細な埃を落としてもよいでしょう。金属製フィルターなどを使っていて、専用ブラシなどが付属している場合は、ブラシを使って優しくこすり、ホコリを落としてください。
ニオイが気になる場合にも水洗いを
前述の頻度に限らず、付着した汚れが多い場合や排気のニオイが気になった場合はフィルターを水洗いしましょう。製品によっては衣料用漂白剤などが使える場合もあります。なお、フィルターの洗い方は、種類や形状、素材によって異なります。流水で洗う場合や貯めた水の中で漬け置き洗い、押し洗いするなど、洗い方が異なっているため、それぞれメーカーのサイトやマニュアルで確認しましょう。
この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。
(文:コヤマ タカヒロ)