プロ野球ドラフト会議で、読売ジャイアンツから2位指名を受けた九州産業大学の浦田 俊輔選手が、母校の海星高校に凱旋しました。

プロでの意気込みを語り、生徒たちからは大きな声援が贈られました。

高校時代、打席に入る時のテーマ曲「君の瞳に恋してる」に合わせ登場した、九州産業大学4年生の浦田 俊輔選手。

読売ジャイアンツからドラフト2位の指名を受け、母校の海星高校でプロ野球に臨む抱負を述べました。

(浦田 俊輔選手)

「野球を通して、結果で恩返しできるよう頑張っていく」

浦田選手は、今年の福岡六大学野球秋季リーグ戦で首位打者や盗塁王のタイトルを獲得し、最優秀選手賞に選ばれるなど「走攻守」の三拍子そろった内野手として注目されています。

海星高校の卒業生では、14人目のプロ入り。

野球部の加藤慶二監督も、教え子の吉報に喜びを噛みしめます。

(加藤慶二監督)

「本当にたくましくなった。悔いのないようにプロ野球生活を送ってもらいたい。1年でも長く続けてほしい」

(浦田 俊輔選手)

「1年目が規定打席到達。将来の目標としては、15年以上活躍できる息の長い選手になることが、まず1つの目標。その過程で日本代表を勝ち取り、首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ、盗塁王を取りたい」

報告会の後は記念撮影。

先輩の雄姿は、野球部の後輩たちの刺激になっているようです。

(野球部主将 田端 壮太朗さん)

「グローブとバットを下さいと伝えた。いろいろなことにストイックで、そういう部分が今のチームには足りないと思うので、しっかり見習って夏に向けチームを立て直していく」

また サインを求めて、色紙を握りしめた生徒たちの姿も。

(在校生)

「めっちゃかっこよかった、笑顔が。握手してもらった。こっち(の手)」

(在校生)

「プロ野球が好きなので、活躍してほしいと思ってお願いした。イケメンでした」

(在校生)

「大切に保管します。東京ドームに応援に行きます」

浦田選手は後輩たちの大きな声援を背に、プロ野球選手としての人生を歩み出します。