「シーズン前に聞かれたら、我々は優勝候補だとは言わなかったけど……」 連勝重ねるリヴァプールで掴んだ手応えを語るMFマクアリスター
リヴァプールに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスターは今シーズン感じている手応えを語った。
プレミアリーグ第11節でアストン・ヴィラを相手にダルウィン・ヌニェス、モハメド・サラーのゴールで勝利を収めたリヴァプール。マンチェスター・シティは今節ブライトンに負けたため、勝ち点差を5にまで広げた。
一時代を築いたユルゲン・クロップが退任し、アルネ・スロットが新監督に就任した今シーズンは苦戦するという見方も多かったなか、ここまでは完璧なスタートを見せている。プレミアリーグ第4節ではノッティンガム・フォレストに0-1で敗戦してしまったものの、その後は公式戦13試合で12勝1分と圧巻の成績を叩き出している。
「もし我々が5ポイント差でリーグ首位に立っているなら、それは何か意味がある。しかし、我々は一歩ずつ進んでいかなければならない。シーズン前に私に聞いていたら、我々は優勝候補だとは言わなかったけど、今ではそうなっているようだ」(英『BBC』より)
今夏の補強は実質フェデリコ・キエーザのみで、そのキエーザもコンディション不良に悩まされているなか、スロット・リヴァプールは驚異的なスタートダッシュを見せている。クロップ時代の爆発力やカウンターの脅威さは今も健在で、その上に安定感まで身につけている今季のリヴァプール。ここまでの戦いぶりを見れば、真のプレミア優勝候補と言えるが、より過密日程になる冬もこの調子で乗り越えていくことはできるか。