最終障害を飛越するスマイルスルー(中央)=撮影・石湯恒介

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 「京都ジャンプS・JG3」(9日、京都)

 抜群の手応えで逃げた1番人気のスマイルスルー(牡4歳、栗東・斉藤崇)が最後の直線で追いすがるアサクサゲンキを8馬身突き放す圧勝劇を披露。3連勝で障害重賞初勝利を挙げた。

 高田は「強いの一言です。この馬のペースでリズムを崩さずに運べました。直線もかなり余力があって、追いだしての反応も良かった」と馬の力をたたえた。さらに「飛越は粗削りですが、それだけに上達の余地はあります。まだ、4歳。レースとともに完成させていきたい」と今後へ期待を寄せた。