新馬戦を叩き合いで制したピリカサンライズ(手前)

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 11月9日の福島5R・2歳新馬(芝2000メートル=16頭立て)は、7番人気のピリカサンライズ(牝2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父サトノクラウン)が、ゴール寸前でハナ差差し切ってデビューV。勝ち時計は2分4秒7(良)。

 

 道中は先団を見る形でリズムよく追走したが、4コーナーでは他馬のあおりを受けて外にふくれる形に。そこから態勢を整えて伸びると、早めに抜け出していたシャンソンドールを鼻差とらえたところがゴールだった。高杉吏麒騎手は「調教からいいフットワークで、実戦でも走ってくれてよかったです。気負うところはありますが、そこが良くなってくれば、もっと力を発揮できると思います」と能力とともに伸びしろも感じていた。