盗撮目的で女性職員の更衣室に侵入し小型カメラを設置したとして、三重大学医学部付属病院の男性放射線技師が出勤停止6カ月の懲戒処分を受けました。

三重大学によりますと今年6月、三重大学医学部付属病院の女性職員の更衣室に、小型カメラが設置されているのを職員が発見し警察に届け出ました。

その後、病院に勤務する男性の放射線技師が警察に出頭し、県の迷惑防止条例違反などの疑いで逮捕されました。

調べに対し男性放射線技師は「女性職員の着替える姿が見たかった」と話しているということです。

男性放射線技師からは退職願が出されていて、11月末で依願退職するということです。

三重大学の伊藤正明学長は「盗撮行為は大学職員としてあるまじき行為。今後、再発防止と信頼回復に努めていく」とコメントしています。