「福岡発よりコスト削減」熊本空港から “国際線の定期便” で球磨焼酎120本が台北へ
熊本から世界へ、新たな航路を使った輸出の形が実現しました。
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きょう(8日)熊本空港では初めて国際線の定期便を使い県産品が輸出されました。
記者「球磨焼酎が入ったダンボールを台湾に輸出するための積み込み作業が行われています」
初めての輸出先は、台湾の台北。現地のイベントに出品するため、台湾の航空会社「チャイナエアライン」の定期便を使い、4銘柄の球磨焼酎あわせて120本が送られました。
これまでの輸出は福岡空港が主流でしたが、熊本空港を利用することで時間とコストが大幅に削減できます。
球磨焼酎卸問屋 鳥越商店 鳥越英夫代表「ビジネスチャンスが広がっていると思うので、これからも積極的に台湾にアプローチをかけていきたい」
半導体関連製品の輸出を見込み、進む熊本空港の機能強化。熊本県は輸出先の拡大を模索しています。
熊本県交通政策課 黒川賢一郎課長補佐「今後は韓国や香港などにも出せるように体制を整えて頑張っていきたい」