ライバルはApple Vision Pro。サムスンのXRヘッドセットがいよいよ出そう
正直、いつ出てきてもおかしくないSamsung(サムスン)のXR(クロスリアリティ)ヘッドセット。出るとしたら、今年の頭に空間コンピューターとしてリリースされたApple Vision Proが真っ向ライバル、ですよね?
サムスンが、先日行なわれた決算説明会にて、今後のXRヘッドセット開発に少しだけですが、触れていました。
噂もジワジワ
決算説明会では、中の人が「近く発表のXR端末も含め、製品の繋がりを進化させていきたい」と語る場面が。
サムスンのXRヘッドセットについては、噂もゾクゾクジワジワでてきています。
韓国メディアDaily Koreaによると、サムスンは早急にXRヘッドセットをリリースしたいとのこと。その背景にあるのは、LGが2025年リリースと噂されたMeta Horizon OS搭載のヘッドセット計画を白紙に戻したことと、AppleがVision Pro 2ではなく安価モデルの開発に注力しているという噂。他社の状況を踏まえ、今こそチャンスと考えているようなのです。
同じく韓国メディアSBS Bizの話では、Vision Proリリースで予想の上をいったことで自社ヘッドセットのデザインをやり直したとかなんとか。
Tom’s Guideは、サムスン製ヘッドセットに搭載されるチップはクアルコム、OSプラットフォームはGoogleとの予想。サムスンイベントのGalaxy Unpacked 2024にて、Googleのデバイス&サービス部門トップRick Osterloh氏が、「新たなXRプラットフォームが今年後半登場予定」と発言していたことからもありそうな話です。まぁ、まだ登場してないんですけどね。Android Authorityも、GoogleがXRヘッドセット向けのアプリの受付を始めるとみています。
来年どこがどんな端末を出してくるのか。それが今後のXRヘッドセット業界の動向を大きく決定づけそうな気がしていますが…。