中国新疆の新エネ発電量、1〜10月は1千億キロワット時突破

 【新華社ウルムチ11月8日】中国送電大手、国家電網傘下で新疆ウイグル自治区の送電を担う国網新疆電力はこのほど、自治区の1〜10月の新エネルギー発電量が前年同期比36%増の1003億6千万キロワット時になり、二酸化炭素(CO2)約8640万トンの排出削減に相当すると明らかにした。

 同自治区は太陽光エネルギーと風力エネルギーの資源量がいずれも全国上位を誇る。ここ数年、資源と地理的優位性を基に、新エネ発電設備容量を大幅に増やしている。新エネ発電設備容量は現時点で8千万キロワットを超え、電力構成で最大の割合を占めている。(記者/杜剛、余艷春、明庭俊杰)