「KADOKAWA」に“買いたたき”の再発防止を勧告へ 20以上の下請け業者に原稿料・撮影料を引き下げる通告行う 公正取引委員会
「KADOKAWA」に「買いたたき」の再発防止を勧告です。
関係者によりますと、出版大手の「KADOKAWA」と子会社は、雑誌「レタスクラブ」の記事作成などの業務を委託する20以上の下請け業者に対し、2023年4月号以降、原稿料や撮影料を引き下げる通告を行ったということです。
こうした業者の多くはフリーランスで、事前協議はなく、本来受け取れるはずの報酬は数百万円にのぼるとみられます。
公正取引委員会は、こうした行為が下請法で禁止されている「買いたたき」にあたるとして、早ければ来週にも、再発防止を求める勧告を出す方針です。
KADOKAWAは「調査は事実であり、真摯に対応しています」とコメントしています。