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 巨人・阿部監督が若手に「マン振り指令」だ。川崎市のジャイアンツ球場での秋季練習を見守った指揮官は「思い切り振ってどこまで飛ばせるか。どうやれば飛距離が出るか。やってつかまないと。目標は脇腹の肉離れ」と冗談交じりに長打力アップを求めた。

 通算406本塁打を放った指揮官は現役時代、スイング時に3度の右脇腹肉離れを経験。「多分したことない子が多い。自分が持っている筋力以上のスイングスピードを出さないと(肉離れ)しない」とスイングの力強さが重要であることを強調した。

 今季は4年ぶりにリーグ優勝は果たすも得点はリーグ4位の462。打撃練習では2年目の浅野や1年目の佐々木、泉口らがフルスイングを繰り返した。(青森 正宣)