ヤンキース・ジャッジ(提供・共同通信社)

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 「ワールドシリーズ、ヤンキース−ドジャース」(30日、ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が「3番・中堅」で出場し、初回1死一塁で迎えた第1打席に7戦ぶり、ワールドシリーズでは初の本塁打となる2ランを放った。

 ドジャース先発のフラーティの初球をとらえると、打球は右中間へ。ジャッジは確信したように歩き出し、外野もほとんど動かない一発に、ヤンキーススタジアムのファンは総立ちで大歓声を送った。飛距離は123メートル。本塁打は17日のガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦以来7戦ぶりで、ポストシーズン3本目。シリーズでは初。

 ジャッジは今シリーズ不振が続いてたが、前日の試合で適時打を放ち、6試合ぶりに打点を記録していた。ここまで4戦で18打席15打数2安打1打点7三振の成績だった。

 続く4番のチザムも2者連続弾で続き、ヤンキースが初回3点を先制した。ポストシーズンのヤンキース2者連続弾は14度目でワールドシリーズでは5度目。