タイガース・前田健太 負傷大谷のWS第3戦出場は「十分にある。ここまで来たら選手は無理をしてでも…」
タイガースの前田健太投手(36)が28日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月〜金曜午後9時54分)に生出演。左肩亜脱臼と診断されたドジャースの大谷翔平投手(30)について言及した。
大谷は26日(同27日)にロサンゼルスで行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦の7回、二盗を試みた際に左肩を負傷し、亜脱臼と診断された。チームとは別行動となり、MRI検査などを受けてからロスを出発。ロバーツ監督は大谷の合流に「私は興奮している」と語り、「翔平は素振りもして室内ケージで打って、その後トリートメント(体のケア)をする。明日はプレーしないとは思わない」と第3戦出場に前向きな見解を示した。
前田は大谷の負傷について「ポストシーズンは無理をしてでも出る選手が多いと思うが、検査の結果次第だと思う。一番はチームドクターの見解が大事。そこからチームトレーナー、監督、GMと選手で話し合いながら、練習の状況を見ながら考えると思う。ただ出場の可能性は十分に残っているかなと僕は思う」と私見を述べた。
続けて「次のシーズンに影響が出ないのであれば、出場する可能性がある。やっぱりここまで来たら選手は出たいという気持ちが強くあると思う。無理をしてでも出る可能性はある」としつつ、一方で「契約年数も多く残っていますし、ドジャースとしては今年で終わりではないので。これから先5年、10年とチームで戦っていく選手なので、ここで無理はさせないという判断になる可能性も十分にある」と分析した。