松浦悠真氏が解説する台風21号「非常に強い勢力で沖縄に接近」

気象予報士の松浦悠真氏が『マニアック天気』で最新の台風21号について解説した。松浦氏は「大型の台風21号は発達を続け、来週の後半には沖縄に非常に強い勢力で接近する見込み」と警鐘を鳴らす。

現時点での台風21号は、フィリピンの東に進んでおり、まだ発達の途中段階と松浦氏は説明。「週明けの月曜日から暴風域を伴う見込みで、海面水温の高さから一気に発達する可能性があります」と注意を促した。そして、先島諸島が特に暴風や高波の警戒地域となることを指摘した。

GSM予報を元にした進路に関しては、「台風の進行速度が遅いので、沖縄を中心に影響が長引く可能性が高い」と解説。松浦氏は「台風発達の具合によっては進路が西にずれる可能性もあり得ます」と語り、予測にはまだ不確定要素が残ることを注意深く述べている。

「ついに台風21号が温帯低気圧化し、本州に到達した際には暴風だけでなく、大雨にも警戒が必要」と松浦氏は締めくくる。彼はまた、今後の予報の更新に注目するよう呼びかけ、「マニアック天気」ではさらに詳しい解説を行うことを伝えて番組を締め括った。