日韓戦の前日会見で意気込みを語った佐々木則夫監督代行

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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督代行(66)は25日、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」として開催する国際親善試合・韓国戦(26日、国立競技場)を前に前日会見に臨んだ。

 4日間の合宿を経て、パリ五輪の新たなスタートとなる日韓戦へ「期間は短いが、密を濃くして準備してきた。今後のなでしこジャパンの指標となる試合をやるんだと選手にも伝えている。なでしこジャパンの船出が、国立でいいゲームとなるように選手たちに頑張っていただく準備をしたい」と話した。

 今回の試合にあたっては元日本代表の内田篤人氏をコーチに迎え「守備的な要素を中心に、セットプレーのマル秘攻撃を担当してもらった」とニヤリ。U−20女子代表監督の狩野倫久氏もコーチとして主に攻撃面を担当。佐々木監督代行は「(現場の指揮は)8年ぶりで鈍った僕の感覚をお二人がかなり補っていただいて明日に向かう形で準備できた」とした。

 それでも、自身が監督時代は3勝2分け3敗と全くの五分だった韓国戦。メンバー発表会見の際にも「負け越して人生を終われねぇなというのはある」と話したが、「終盤はスコアの状況でエキサイトすると思う。本当に最後の最後、(勝負を分ける)スコアになれば、もうどんどん勝負に行ってノーディフェンス!すべて攻撃!でやっていきたい」と笑った。