「とっさの行動だった」深夜の強盗致傷事件で容疑者を取り押さえた通行人が一部始終語る…防犯カメラには上裸で逃走試みる様子も 高知市
高知市で22日、強盗致傷の疑いで2人の男が逮捕された。2人は面識のない40代男性に暴行し、財布を奪って逃走を図ったが、たまたま居合わせた通行人によって取り押さえられた。男の1人は、上半身裸で逃走を試みていた。
シャツを脱ぎ捨て…強盗致傷犯の逃走と逮捕劇
高知市の路上で22日午前1時半頃、上半身裸のまま必死で抵抗する男の姿をカメラが捉えていた。現場から逃走しようとする男2人が、通りかかった人たちに取り押さえられた一部始終だ。
高知市内で面識のない40代男性の顔を殴ったり蹴ったりなどし暴行を加え、財布を奪うなどした強盗致傷の疑いで、香川・高松市に住む自称・会社員の佐々木夢翔容疑者(27)と自称・建設業の寺内浩輝容疑者(29)が逮捕された。
犯行後、男らは逃走を図ったが、現場に居合わせた男性たちに止められた。
男の1人は、着ていたシャツを脱ぎ捨て上半身裸になりその場から逃走するが、仲間がいたため再び戻ると、あろうことか、止めに入った男性たちにも危害を加えようとしていたのだ。
「倒したというより羽交い締め的な感じ」抵抗する犯人を確保
24日、FNNが犯人を取り押さえた男性たちを取材した。
犯人を取り押さえた人は、「普通じゃないなと思ったので追いかけて捕まえた。(犯行時は)殴る蹴るの暴行、2人で1人を一方的に暴行していた。激しく抵抗したので、倒したというより羽交い締め的な感じで動かないようにしました」と当時の状況を語った。
その後、男らは現場に駆けつけた警察官により取り押さえられ、奪った財布も持ち主の元へと返されたという。
犯人を取り押さえた人は、「本当にとっさの行動だった。財布も持ち主の元に返ったので、良かったと思います」と安堵していた。
(「イット!」10月24日放送より)