ミャンマーの軍事政権は19日、中部マンダレーにある中国総領事館で爆発があったと発表しました。地元メディアは手りゅう弾が投げ込まれたと伝えています。

ミャンマーの軍事政権の声明によりますと、18日、中部マンダレーにある中国総領事館で爆発があり、2階建ての建物の屋根が損傷したということです。ケガ人はいませんでした。

爆発の原因は「調査中」としていますが、声明では「このようなテロ行為を強く非難する」と述べました。

地元メディアは当局者の話として、手りゅう弾が投げ込まれたとした上で、爆発の直後にミャンマー軍を支援する民兵を乗せた車が走り去ったと伝えています。

マンダレーや最大都市ヤンゴンなどでは、中国がミャンマー軍に抵抗を続ける一部の少数民族武装勢力を支援しているとして、軍支持者らによる抗議デモも起きています。