メッツのカルロス・メンドーサ監督【写真:ロイター】

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リーグ優勝決定シリーズ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦に「1番・DH」で出場し4打数2安打2三振だった。6-12で敗れ、3勝2敗に。4年ぶりのワールドシリーズ進出決定はお預けとなった。エース右腕の先発フラハティが8失点で炎上。攻略したメッツのカルロス・メンドーサ監督は胸を張った。

 アロンソが初回に先発フラハティから先制3ラン。3-1の3回にも3連続適時打などで5点を追加した。2番手ハニーウェルからも4得点。崖っぷちでニューヨークのファンを沸かせた。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式Xは、試合後のメンドーサ監督の会見動画を公開。10得点、三振ゼロはポストシーズン史上3度目だと知らされ、こう語った。

「我々はこういう試合ができるんだ。先発相手に非常にいい仕事をした。振らせようとしてくる球を追わず、ストライクゾーンに投げてきたところを打ち込めた」

 第1戦で好投を許したフラハティを完全攻略。「彼の変化球に手を出さなかったことだ。スライダーとナックルカーブで振らせようとしてくる。我々はそれを振らなかった。速球をストライクゾーンに投げ込んできたとき我々は準備万端だった。それが鍵だよ」と徹底した対策があったことを明かした。

(THE ANSWER編集部)