Atsuko Aoyama

[東京 18日 ロイター] - サンケン電気は18日、能登半島地震で被災した子会社の志賀工場(石川県志賀町)を2026年4月末に閉鎖すると発表した。他の工場に生産を移管したり、一部製品は製造を終了する。

今年度の第2・四半期(7─9月)に特損約10億円を計上する。移管に伴う費用は今後計上する。地震を受けて取り下げていた25年3月期通期の連結業績予想は、工場閉鎖の影響を含めて第2・四半期の決算発表時に公表する。

子会社の石川サンケンの各工場は地震後に生産を再開したが、志賀工場は評価の結果、恒久的な使用が困難と結論づけた。